会議を始める前に事前に準備すること【準備するファシリテーション】

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  • 会議をしたいんだけど、何を準備すればいいのか分からない
  • 打合せしろって言われたけど、どう進めればいいの?

今回は会議を開催する前に準備するべきポイントをご紹介します。

この記事におすすめの人
  • 会議の場を設けたけど、何を準備すればいいのか分からない
  • 話し合いたいんだけど、結局何を決めればいいのかモヤモヤする

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目次

会議前に準備するポイント

なぜ会議の前の準備が重要なのでしょうか?

それは会議の「導入」→「進行」→「まとめ」が滞りなく進むようにするためです。

会議が始まった段階で、「どうしようか?」なんて考えていたら参加者は怒ってしまいますよね。

会議は準備が8割らしい…

会議の準備は4つのPを明確にする

会議の準備では、4つのPを明らかにしましょう!

Purpose目的やゴール何のための会議か?
何を達成したいのか?
People参加者参加して欲しい人は誰か?
誰と議論すべきか?
Process進め方議論はどう進める?
議題は何?
Property装備会議室や付箋、ホワイトボードの準備は?
議論するために必要なものは揃えた?

全部大事なことですね!

次項で会議のポイントで洗い出していきましょう!

会議の7つの準備ポイントで洗い出す

会議準備のポイントは7つあります!

ポイント
  • 終了条件を設定する
  • 参加者を決める
  • 議題(アジェンダ)を洗い出す
  • 進め方を検討する
  • 時間配分を設定する
  • 必要なものと情報をおさえる
  • 参加者が抱く素朴な疑問や不満を考え、4つのPを見直す

終了条件を設定する

頭の中で、「どういう状態になったら会議終了」となるのかイメージしてみましょう。

例えば、「新規顧客獲得のための施策案」が必要な場合はどういった終了条件が考えられるでしょうか?

  • 施策案のアイデア出しを行って、優先度の高い施策3つに絞り込む
  • 新規顧客といっても抽象的すぎるので、ターゲットとする顧客像が決定した状態

などがありますね!

終了条件は、全員で一丸となって終了状態を目指せるようにしましょう!

参加者を決める

当たり前ですが、会議を始めるには参加者を決めなければなりませんね!

参加者を決める際には、「終了条件にたどり着くために必要な人」を集めましょう!

会議参加者の3分類

会議参加者は3つに分類できます。

  • 呼ばないと困る人
  • 念のため呼ぶ人
  • 呼ばないほうがいい人

参加者は必須の「呼ばないと困る人」だけを呼ぶようにしましょう!

「念のために呼ぶ人」を呼ばないようにしましょう。なぜなら、その人は会議の目的に関して関心が薄い可能性が高いからです。そんなんで参加されてもお互いが不幸になりますよね…。

議題(アジェンダ)を洗い出す

議題を考える際には、「何をどの順番で議論すれば、会議の終了条件にたどり着くか?」と考えます。

よくある会議のプロセス

ここでは「よくある会議のプロセス」をご紹介します。

  • 報告
  • 情報収集
  • 承認
  • 方針検討
  • 課題解決

と業務でよくあるシーンを想定しています。

共通してあるのが、「終了状態と進め方の確認」と「決定事項を確認」する部分です。

最初に認識を揃えて、最後に、決めたことに間違いが無いか確認することも重要ですよね!

進め方(シナリオ)を検討する

議題を考えた後は、進め方を検討します。

なぜ進め方を考える必要があるのでしょうか?

それは議題はあくまで「何を(What)議論するか」を示したものに過ぎないからです。

つまり、どうやって(How)議論するかまでを考えましょう!

例えば、「現状の問題点を確認」する場合にはどんな進行が考えられるでしょうか?

  • 事前に参加者にメールして、問題点を考えてきてもらい、それらをもとに進行する
  • その場で思いついた問題点を、ホワイトボードに書いていく
  • 付箋を使って、問題点を書いて貼っていく

などがありそうですね!

このように、チームの雰囲気や慣れ親しんでいる方法、状況によって最適な進行は異なります。

大事なのは、会議しているイメージが思い描けること!

時間配分を設定する

議題ごとに時間配分を設定します。

事前に進め方まで考えられているので、時間設定もやりやすいはずです!

必要なものと情報をおさえる

必要なものと情報とはどんなものでしょうか?

  • 装備
    • 会議室
    • ホワイトボード
    • 資料
    • 付箋
  • 情報
    • 売上データ
    • 問題点の候補
    • 他社動向

装備は実際に使うもの、当たり前のものばかりですが、忘れちゃったら困っちゃいますね。

一方、情報も会議ではとても重要になります。

例えば、「問題点を洗い出して、解決するべき優先順位を3つ決める」ための会議であれば、あらかじめ「自分なりの問題点の候補」を出しておけば効率的に議論に入れそうです。

このように、事前に準備しておくものを確認しておくことも、とても有効です。

参加者が抱く素朴な疑問や不満を考え、4つのPを見直す

最後に、ここまでのことを参加者視点で考えてみます。

参加者の視点で考えることで、抜け漏れが無いかを確認しやすくなります。

参加者が抱くであろう「疑問」や「不満」を書き出してみましょう!

例えば、「新規顧客獲得のための施策案」であれば

  • なぜ新規顧客獲得が必要なのか?
  • 施策のための予算はいくら?
  • 施策実行のために誰の承認が必要?

などの目線が考えられそうですね!

準備するファシリテーションまとめ

ポイント
  • 終了条件を設定する
  • 参加者を決める
  • 議題(アジェンダ)を洗い出す
  • 進め方を検討する
  • 時間配分を設定する
  • 必要なものと情報をおさえる
  • 参加者が抱く素朴な疑問や不満を考え、4つのPを見直す

準備するのが面倒だと感じても、準備ができると気持ちがさっぱりします!

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