【読書ノート#14】入門 考える技術・書く技術――日本人のロジカルシンキング実践法(山崎 康司)
当ページのリンクには広告が含まれています。
目次
基本情報
本のタイトル | 入門 考える技術・書く技術――日本人のロジカルシンキング実践法 |
本の評価 | |
著者 | 山崎 康司 |
出版社 | ダイヤモンド社 |
発売日 | 2011/4/8 |
どんな本?
おそらく、いままで読んだ中で最も分かりやすいロジカルシンキングの本。
- OPQ分析をベースに構造化の手順が分かりやすい
- ピラミッド原則によるライティングの仕組みが分かりやすい
どんな人におすすめ?
- 文章の書き方を知りたい人(ロジカル・ライティング)
本を読む前、読んだ後の問いと今後の行動
STEP
本を読む前の問い
何を学びたいのか?
- 分かりやすいビジネス文書の書き方を知りたい
それを学んで自分はどうなりたいのか?
- 日々のメールや報告書・提案書などの作成の際に活用したい。
いつまでにそれを達成するのか?(期限)
- 今月中には使いこなせるようにしたい
どのような成果、結果が欲しいのか?(ゴール・目標)
- 自分の意見や伝えたいことを分かりやすく伝え、提案を通したい
STEP
本を読んだ後の問い
この本の問題提起は何か?
- 日本語は、文章の論理関係や接続詞の使い方が曖昧
問題的に対する解決策は何か?
- 読み手の疑問に答える→OPQ分析
- ピラミッド間の論理構造を明確にする
著者が伝えたいことを3つに絞ると何か?
- 考えるプロセスと書くプロセスを分ける
- 読み手の疑問を明らかにする
- So What?で構造をはっきりさせる
STEP
今後の行動
具体的なアクション
- メール文章で、この本で学んだことを実践する
伝えたいこと・今後の行動が明確になるビジネスメールの書き方
ほぼ毎日、頻繁にビジネスメールを送る人にとって、「分かりやすく・相手に伝わる」文章を書くことはとても重要です。 ところが、自己流でメールの文面を考えていると、…
読書メモ
ページ
日本語の弱点
- 日本語は意識しないと、主語が無い表現をしやすい
- 日本語はロジックを問わず接続詞を使ってしまう
ページ
最も重要な考え(主メッセージ)
考える作業で大切なのは、「最も重要な考え」を見つけること。
主メッセージを明確にした後は、それを補足説明するメッセージとの関係を整理する。
ページ
考えるプロセスと書くプロセスを分ける
伝えるべき考えを明快に表現し構成するのは、「考えるプロセス」が重要。
ピラミッド原則は、考えを組み立て、チェックするための基礎ツール。
ページ
ビジネス文書で最も重要なのは、読み手の疑問に答えること
文章を読む目的は、読み手の疑問を解決すること。
ページ
読み手の疑問を明らかにする「OPQ分析」
【ドキュメント作成】読み手の疑問を明らかにする「OPQ分析」
問題解決を目的としたビジネス文書作成する際には、読み手の状況や疑問を正しく理解する必要があります。 なぜなら、ビジネス文書の読み手は常に、自分が関わっているビ…
ページ
グループ化と要約メッセージ
考えを組み立てるプロセスには、「要約メッセージ」を探す作業と「グループを作る」作業がある。
【考えを文章にする】グループ化と要約メッセージのつくりかた
考えを文章にするためには、自分が何を伝えたいか、メッセージの全体像、すなわちメッセージの構造を明らかにする必要があります。 今回は、メッセージの構造化に必須の…
ページ
So What?を繰り返す
要約メッセージを考える際には、So What?
を繰り返す。
So What?/Why So?/True?が論理構造の精度を上げる
Why so?/So What?/True? って何?聞いたことがあるけど、いまいち意味がよく分からない この記事では「Why so?/So What?/True?」の考え方をご紹介します。 この記事を読…
ページ
帰納法でロジックを展開する
帰納法とは、複数の特定事象(前提)から要約(結論)を導くロジック展開。結論は常に推論になる。
ページ
ロジカル接続詞で論理関係を明確にする
分かりやすい文章が書ける「ロジカル接続詞」の使い方
分かりやすい文章を書くには、接続詞も重要な要素になります。 なぜなら、接続詞は文をつなげる以外にも役割があるからです。 今回は、分かりやすい文章が自然と書ける…
ページ
よくあるビジネス文書のピラミッド構造
【ビジネス文書で頻出 】読み手の疑問に答える、文章構成の4パターン
簡潔な分かりやすい文章を簡単に作るためには、よく使う文章構成をテンプレート化してしまうと楽です。 読み手の疑問を考え 疑問に答えるための「思考の表現スタイル」…
コメント