【読書ノート#53】生産性―――マッキンゼーが組織と人材に求め続けるもの(伊賀 泰代)
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「伊賀 泰代」さんの「生産性―――マッキンゼーが組織と人材に求め続けるもの」を読んだ感想とメモを書いています。
目次
基本情報
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本のタイトル | 生産性―――マッキンゼーが組織と人材に求め続けるもの |
本の評価 | |
著者 | 伊賀 泰代 |
出版社 | ダイヤモンド社 |
発売日 | 2016/11/26 |
感想
- 生産性を高めるためには?と考え読了
- 個人、組織としての生産性の高め方が具体的に書いてあった
- 特に出世競争にあぶれてしまった人の対処は急務だと感じた
意見
- 企業では、生産性を高めることはむしろ損だと考えている人が多いのではないか
- 私のまわりでは、少なくとも残業を好んでしている人がいる
- 生活のためなのか、習慣になってしまっているのか分からないが、私はこれからも定時ダッシュをしていく
気づき
- 成長とは生産性を高めること
- ずっと成長とはなんだろう?と考えていたので、新たな視点を取り入れられた
- 確かに学び・気づき→行動の繰り返しが成長だと考えると、生産性を高めることが成長だとも言えると思った
- 成果主義も量から質への評価→昨年との相対
- 売上やCVなどで測れないものは、どのように成果として考えればよいのか、相対的な評価を行うためにはどうすればよいか?と考えていたが、シンプルに生産性で測れば納得感のある指標が得られそうだと思った。インプットを減らすのか、アウトプットを増やして質を上げるのか。そういう観点が業務の生産性を高める。
ToDo
- 常に生産性を高めるためには?と考えて改善・革新のために時間を投資する
- 会議・資料つくりはわかりやすく生産性を高めやすい領域。ここをまずは抑える
本を読む前、読んだ後の問いと今後の行動
STEP
本を読む前の問い
何を学びたいのか?
- 生産性を高める方法を学びたい
それを学んで自分はどうなりたいのか?
- 自分の人生を、本当にやりたいことに使いたい
- 仕事で生産性高く活動して、時間を捻出したい
いつまでにそれを達成するのか?(期限)
- ずっと
どのような成果、結果が欲しいのか?(ゴール・目標)
- プライベートでは、自分の目的に沿った目標をたて、それを生産性高く達成したい
- 仕事では、生産性を高め続け、なるべく短い時間で終わらせて定時で帰りたい
- 何なら午前中で終わらせて、午後はゆっくりのんびりしたい
STEP
本を読んだ後の問い
この本の問題提起は何か?
- 企業は生産性を高める必要がある
問題に対する解決策は何か?
- 生産性向上には4つのアプローチがある
- 生産性向上~革新への投資のプロセスを回す
著者が伝えたいことを3つに絞ると何か?
- 成長とは生産性を高めること
- 成果主義も量から質に
- 生産性は、改善と革新の2種類がある
本を振り返って、読んでよかったこと、感じたことは何か?(へぇーって思ったこと)
- 成長とは生産性を高めること
- ずっと成長とはなんだろう?と考えていたので、新たな視点を取り入れられた
- 確かに学び・気づき→行動の繰り返しが成長だと考えると、生産性を高めることが成長だとも言えると思った
- 成果主義も量から質への評価→昨年との相対評価を行うこと
- 売上やCVなどで測れないものは、どのように成果として考えればよいのか、相対的な評価を行うためにはどうすればよいか?と考えていたが、シンプルに生産性で測れば納得感のある指標が得られそうだと思った。インプットを減らすのか、アウトプットを増やして質を上げるのか。そういう観点が業務の生産性を高める。
STEP
今後の行動
今後の具体的なアクション
- 常に生産性を高めるためには?と考えて改善・革新のために時間を投資する
- 会議・資料つくりはわかりやすく生産性を高めやすい領域。ここをまずは抑える
印象に残った言葉や表現
ページ
思考は、制限が設けられるからこそ、アイデアが出る
- 制限の中で、いかに良いものをつくるかという発想が、新しい発想につながる
ページ
成長とは「生産性を上げる」こと
生産性向上による成長サイクル
- 今まで何時間かかっていてもできなかったことが、できるようになる
- 今まで何時間もかかっていたことが、1時間でできるようになる
- 今まで1時間かかって達成していたことが、より高い成果を同じ1時間で達成できるようになった
- 生み出せた余裕時間で今はまだできないことに挑戦する
※1に戻る
読書メモ
ページ
生産性の定義
- 生産=得られた成果/投入した資源=アウトプット/インプット
- 生産性を上げるには、「成果を上げる」と「投入資源を減らす」という2つの方法がある
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生産性向上のための4つのアプローチ
- 改善による投入資源の削減
- 革新による投入資源の削減
- 改善による付加価値額の増加
- 革新による付加価値額の増加
ページ
付加価値が上がったか、下がったかを判断するのは企業ではなく消費者
- 付加価値を上げる
- ✕ 新たな機能を追加する
- ✕ 高機能化する
- → 機能が絞られ、使いやすくなっても付加価値は上がる
- 一方で、原材料費が上がったから価格を上げるのは消費者に受け入れられない→消費者の提供価値に影響を与えないから
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生産性を意識すべき分野の広がり
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生産性向上のプロセス
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イノベーションの2つの種類(技術分野・非技術分野)
- ビジネスイノベーションを起こすには、課題設定と、その問題を解決したいという強い動機が必要
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成果主義も量から質への評価へ
- 成果の絶対量だけを評価する組織では、「より長い時間働ける人」ばかりを求められる
- →限界が訪れる
- 「昨年より部門の生産性を上げること」を評価基準にする
- →自分や部下の残業時間が昨年より何%減った
- →バイトや派遣社員を減らした
成長と生産性の関係
ページ
マッキンゼー流資料のつくりかた
- アウトプットイメージを持つ
- 仕事の出来上がりイメージを最初に持つ→ゴールを持つ
- ブランク資料を作る
- 最終的に作り上げる調査レポート(アウトプット)の目次を最初に作る
- 具体的な数字はまだ入れない=ブランク
ページ
マッキンゼー流会議の進め方
- 資料は説明させない
- 事前に配布する、それぞれが黙って読み込む
- ポジションをとる
- 決めることを決めるには意思決定が必要
- 自分の意見を明確にする
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- いくら情報収集しても十分な情報が集まることはない
- 完璧に正しい答えは存在しない
- 意思決定のロジックを問う→どうなったら意思決定できるか事前に決める
ポチップ
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