【読書ノート#46】マッキンゼー流 入社1年目問題解決の教科書(大嶋 祥誉)

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「大嶋 祥誉」さんの「マッキンゼー流 入社1年目問題解決の教科書」を読んだ感想とメモを書いています。

目次

基本情報

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本のタイトルマッキンゼー流 入社1年目問題解決の教科書
本の評価
著者大嶋 祥誉
出版社SBクリエイティブ
発売日2013/4/25

感想

で書かれていた内容と重複するのが多くあったが、より問題解決について詳細に書かれているのが本書。

基本的な問題解決のプロセスと手法が書いてあった。ちょっとマッキンゼーおしが強いが、読みやすい本。

気づき

  • 自分のユニークさを生かしたバリューを出す
    • 自分が今できることは何か?という視点は、今の自分に忘れていた要素
    • 役割を明確にし、期待されていることは何か?と考えれば、パフォーマンス高く成果がだせるはず

ToDo

  • 問題解決のプロセスを取り入れる
  • 「誰に、何を、どのように」を必ず考える

本を読む前、読んだ後の問いと今後の行動

STEP

本を読む前の問い

何を学びたいのか?

  • 問題解決の方法を改めて知りたい

それを学んで自分はどうなりたいのか?

  • 普段の生活に取り入れたい

いつまでにそれを達成するのか?(期限)

  • いますぐに
STEP

本を読んだ後の問い

著者が伝えたいことを3つに絞ると何か?

  • あるべき姿で考える
  • 具体的な行動に落とし込む
  • 仮説ベースで考える
STEP

今後の行動

今後の具体的なアクション

  • 問題を分解する
  • 仮説思考で行動する
  • 常に事実と意見に分ける

読書メモ

ページ

問題解決の基本プロセス

STEP
問題の構造を把握する
  • まずは目の前で起こっていることから、何が問題なのか把握する
  • 「問題定義(問題設定とあるべき姿の確認)」を行って、その問題がどんな要因で繋がっているのかという「問題の構造」を「見える化する」
ポイント
  • 事象と要因を分離する
STEP
問題を分解する – ロジックツリー
  • 事象と要因を分離するにはロジックツリーが有効
  • ロジックツリーで大きな問題を小さな問題に
ポイント
  • もれなくダブりなく
  • 事実ベースで行う
  • 重要度の低いことは深く掘り下げない
STEP
仮説を立てて分析する
  • 「何が最も重要な課題か」というイシューを決める=仮説を立てる
  • 現時点での「仮説」として、最も重要な課題(イシュー)を設定し、それが正しいか間違っているか検証する
STEP
仮説を検証する方法 – イシューツリー

最も重要な課題(イシュー)を出発点にして、そこから導かれる要素について、その仮説が正しいかどうかを「YES/NO」で検証していく

STEP
解決策を導き出す – 空・雨・傘
ページ

問題解決で大事なこと

STEP
今の状況や制約条件にとらわれすぎない
  • 真の問題解決は、本来あるべき姿・ありたい姿を達成するために行う
  • 今の状況や制約条件を一切変える必要が無いなら、今のままで何も問題が無いということ
  • 問題解決をするときには、現状から発想するのではなく、あるべき姿・ありたい姿という高い視点から発想する
STEP
ロジカルシンキングを常に意識する
  • 「So What?」「Why so?」を繰り返す
  • Why5回
STEP
「誰に、何を、どのように」を必ず考える

具体的な行動に落とし込む→「どんな顧客に、どんなサービスを、どのような方法で提供するのか?それはなぜ行うのか?」

ページ

思考の4P

  • Purpose(そもそもなんのために)
  • Position(誰にとっての問題か)
  • perspective(どのような視野を持つか)
  • Period(いつまでに仕上げるか)

印象に残った言葉や表現

ページ

自分のユニークさを生かしたバリューを出す

  • まず自分が何を期待されているか?をきちんと理解する
  • 自分のユニークさを期待される仕事に活かす

自分の役割を理解する、求められていることを発揮する

ページ

コインの裏表で考えない

  • 「A商品の売上が低迷している」→「売上が低下したから販促を増やせばいい」

これはコインの裏返しで、根本原因を考えられていない→物事の持つ意味や影響を考えていない

未来思考で問題解決する(AsIs・ToBe)

やりがちだけどダメ。なぜ売上が低迷しているのか?と考え、仮説ベースで思考する

ページ

事実と意見を分ける

  • 意見を事実として捉えると、前提条件がおかしくなってしまう
  • 一部の人の声が大きくなる
  • 話を聞くときは、事実と意見を分ける
ページ

問いから始める(イシュードリブン)

  • (願望)タブレットPCが欲しい
  • (問い)タブレットPCを買うべきか?

問いから思考や検証を始めることで正しい判断に近づくことができる

問いの形にすると、論理的な思考スイッチが入る

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