生産性を上げるには、不要な仕事を減らしてインプットを制限する
仕事でも、プライベートでも生産性高く行動して、自分のやりたいことをする時間が欲しいですよね。しかし、現実は
- 残業ばかりで帰りが毎日遅い
- 仕事中心の生活で、本当にやりたいことに手を付けられていない
こんな毎日ではつまらないです。
- どうやったら少ない労力で沢山の成果が得られるのか?
- どうしたら残業せずに仕事を終わらせられるのか?
生産性 = アウトプット / インプット
よく「生産性を上げろ」と聞きますが、いったい生産性とは何なのでしょうか?
生産性は「生産性=アウトプット/インプット」と定義出来ます。
- アウトプット=具体的な成果物
- スライドなどのドキュメント
- ソフトウェアなどの製品
- 様々な生産物・制作物
- 意思決定
- インプット=ヒト・モノ・カネといった資源や時間
- 必要な人員
- 作業にかかる時間
- 作成するために必要な人件費や材料費など
不要な仕事を減らすということ
「インプットの最小化」を実現するためにはどうしたらよいのか。
それは貴重な時間を消費している不要な仕事を減らすことです。
その仕事、本当に必要ですか?→「必要な仕事」を選ぶ
普段行っている「定形業務」や上司に指示された仕事。
立ち止まって「その仕事、本当に必要か?」と考えてみましょう。例えば
- 目的が不明な仕事
- いままでやってきたからという理由で続けられている仕事
- 上司から振ってきた、背景や効果が不明瞭な仕事
- 誰が使うかわからない、確認のための確認作業・記録
等、挙げたらきりがありません。
まずは「本当に必要な仕事は何なのか?」と考える必要があります。
なぜ、どうでもいい仕事が増えるのか?→「仕事=価値の創造」と考えていない
先程挙げたような仕事を全部取り組んでいたら、いくら時間があっても足りません。
なぜ、このようなどうでもいい仕事が増えていくのでしょうか?
それは上司を含め、「仕事=価値の創造」と認識できていないからです。
「価値の創造」とは、広義に「誰かの役に立つ、便利、助かるものを生み出す」ということです。
その仕事を取り組む、依頼する前に
- 「この仕事は、誰の、何に対して助かるものか?」
- 「この仕事に取り組んだ(インプット)結果、どんな成果物(アウトプット)を出せるのか?」
と自問自答すれば、自ずと答えが出ます。しかしながら、この視点を疎かにすると
「やらないより、やったほうがマシ」な仕事
に占拠されて知らぬ間に自分の時間を奪われていきます。
完璧を目指すことはいいこと?→「人も時間も有限」
私のまわりでは、期限ギリギリまで資料をつくって完璧を目指す人がよくいます。
そして、他の仕事も疎かになって残業して忙しそうにしています。時代が違えば美徳なのかもしれませんが、私はそれが良いことだとは思いません。
なぜなら、「人も時間」も有限だからです。
成果物の出来を0→80にするのと、80→90にするのでは、80→90にするほうが大変です。その対応をするために、残業すればいいや!と考えてしまうと残業ループから逃れられなくなります。
同じ時間を費やすのであれば、0→80→100にする活動ではなく、0→80と0→80を2つ作る仕事をしたいですね。
生産性を高めるためには、際限なく時間を投入するのではなく、「この時間までに絶対終わらせる!」と時間を制限する視点が必要です。
生産性を高めるには
「本当に必要な仕事は何なのか?」と考える
仕事に取り組む・依頼された際に
- 「この仕事は、誰の、何に対して助かるものか?」
- 「この仕事に取り組んだ(インプット)結果、どんな成果物(アウトプット)を出せるのか?」
と考える。
あえて今までやってた仕事をやめてみる
不要そうな仕事を、あえて連絡せずやめるのも、おすすめです。
例えば定期レポートなど、意外と手間がかかるけど、本当に見ているか分からないような仕事。作業自体はやっといて、試しに連絡しないで待ってみる。
優先順位を決めて、それだけに集中する
仕事の選別が済んだら、その中で優先順位を定めます。
- 価値の大きさ
- 納期
から優先順位を定め、あとは終わらすことに集中。他のことは考えない。
インプットを制限する
投入するリソースを最小限にする心構えになりましょう。
- 1時間で終わらす
- 午前中までに終わらす
と見込み時間を定め、それまでに終わらせるように全力を尽くす。決して、残業すればいいやと考えてはいけません。ダラダラ作業の原因になります。
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