【読書ノート#16】超・箇条書き―――「10倍速く、魅力的に」伝える技術(杉野 幹人)
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目次
基本情報
本のタイトル | 超・箇条書き―――「10倍速く、魅力的に」伝える技術 |
本の評価 | |
著者 | 杉野 幹人 |
出版社 | ダイヤモンド社 |
発売日 | 2016/6/17 |
どんな本?
箇条書き+αのわかりやすい文章を書くためのポイント集って感じ。
構造化やMECE崩しのようなポイントは、箇条書きならでは思いました。
「スタンスをとる」、つまり自分の立ち位置を文章内ではっきり持つというのは凄い大事なことだと感じました。特に相手に何かを伝える文章を書く際には、自分が何を伝えたいのか=一番伝えたいメッセージを明確にすることなので、具体性がより重要になる。
今後は本書に書かれたポイントを実践する。
どんな人におすすめ?
箇条書きが好きでよく使っている人、+αで分かりやすい文章を書く方法が知りたい人。
分かりやすい文章を書きたいって思う人だったら他の書籍のほうがオススメかも。
例えば下記など
【読書ノート#14】入門 考える技術・書く技術――日本人のロジカルシンキング実践法(山崎 康司)
基本情報 本のタイトル入門 考える技術・書く技術――日本人のロジカルシンキング実践法本の評価著者山崎 康司出版社ダイヤモンド社発売日2011/4/8 どんな本? おそらく、…
本を読む前、読んだ後の問いと今後の行動
STEP
本を読む前の問い
何を学びたいのか?
- 箇条書きを使って、相手に理解しやすい・伝えやすい表現方法が知りたい
それを学んで自分はどうなりたいのか?
- 箇条書きをよく使うので、短い時間で相手に伝える方法が知りたい
STEP
本を読んだ後の問い
この本の問題提起は何か?
- 箇条書きこそ、最強のスキルである
問題的に対する解決策は何か?
箇条書きで重要なのが
- 構造化
- 物語化
- メッセージ化
である
他の本との共通点・相違点は何か?
- 抽象化の思想。箇条書きの効能として、ベタ書きよりも情報量が少なく構造化されることにより頭に入りやすくなる。
読書メモ
- 構造化:レベル感を整える
- 自動詞と他動詞
- 直列と並列
- ガバニング
- 物語化:フックをつくる
- イントロ
- MECE崩し
- 固有名詞
- メッセージ化:スタンスをとる
- 隠れ重言排除
- 否定
- 数字
構造化
- 相手が全体像を一瞬で理解できるようになる
- 全体像を作る▶抽象化
- レベル感を整える
- 自動詞と他動詞を使い分ける
- 自動詞は状態・現象
- 他動詞は主語を伴い、行為を伝える
- ガバニング
- ポイントを宣言すること
- 直列と並列で考える
- 時間の流れを意識するということ
- 直列は時間の流れがある
- 例:問題発生▶解決策の立案
- 並列は時間の流れなし
- 例:問題解決のリスト、結果
物語化
- 相手が関心を持って最後まで読み切れるようになる
- イントロづくり
- 箇条書きの最初の文のこと
- 相手が期待していることを伝える ▶ 要するにPREP法
- MECE崩しで山場を作る
- 重要度が低いものは削る
- 固有名詞で具体的にイメージさせる
- 海外在住▶シンガポール在住
- 抽象内容を補足で具体内容を含ませる
メッセージ化
- 相手の心に響かせ行動を起こさせるようにする
- スタンスを取る
- 自分の立ち位置を明確にすること
- 賛成なのか反対なのか
- A案なのかB案なのか
- 自分の立ち位置を明確にすること
- 隠れ重言を排除する
- 重言=頭痛が痛い、顔を洗顔する
- 隠れ重言=コンテキストから内容が読み取れる内容を記載すること▶わざわざ伝える必要のないこと
- 当たり前のことをもっともらしく言って何か言った気になっていることは避けたい
- 否定で退路を断つ
- 何を否定しているか明示する
- ✕ 生産性を上げる
- ◯ 長時間労働に走るのではなく、生産性を上げる
- 否定形
- AではなくB
- AよりもB
- AからBになる
- ソニーの開発18カ条
- 何を否定しているか明示する
- 形容詞や副詞は数字に変える
- ✕ 多くの人
- ◯ 約1000人に
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