【読書ノート#29】なぜ学ぶのか(出口 治明)

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「出口 治明」さんの「なぜ学ぶのか」を読んだ感想とメモを書いています。

目次

基本情報

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本のタイトルなぜ学ぶのか
本の評価
著者出口 治明
出版社小学館
発売日2023/3/28

どんな本?

学ぶことが何につながるのか。タイトルの通り様々な視点で教えてくれる。この本は、「人生を面白くする本物の教養」よりも、より学生向けに書き直した本。

どんな人におすすめ?

  • 勉強してきたけど、なぜ勉強が必要なのかわからなくなった人
  • 学ぶことに疲れてしまったひと

本を読む前、読んだ後の問いと今後の行動

STEP

本を読む前の問い

何を学びたいのか?

  • なぜ学ぶのか、自分の中での学ぶ理由はあるが、学生向けにどんなことを書いているのか知りたくなった。
STEP

本を読んだ後の問い

著者が伝えたいことを3つに絞ると何か?

  • 変化するものだけが生き残る
  • 自分の人生をよりよく生きるために人は学ぶ
  • 好きなことは分からくなくて当たり前

印象に残った言葉や表現

ページ

なぜ大病を患ってもリハビリや辛い状況を耐えられたのか

具体的には、自分の病気に対して正しい知識を持つ。そしてデータ(数字)、ファクト(事実)、ロジック(論理)を正しく使うことです。

病気になっても出口さんがなぜ絶望することなくリハビリ出来たのか。それはデータ・ファクト・ロジックを持って自分の病気を推論していたからだと言う。自分が同じことができるとは思えない。すごい

ページ

絶望とは、自分には選択肢が残っていないと思い込んでしまう状況のこと

そもそも人間はなぜ絶望するのでしょうか?

絶望とは、自分には選択肢が残されていないと思い込んでしまう状況です。

自分には何も出来ない、どうすることは出来ないと思いこんでしまうと絶望してしまう。一方で、なにかできることは無いかと考えることが希望を生み出す。

ページ

疑う事で発展する

周囲の人達がそれまで疑いなく信じていた「常識」を「本当にそうなんだろうか?」と疑うことで、いつの時代もイノベーションを生み出す偉人たちが生まれました。

なぜ?と考えることで新しいことが生まれる。疑うためには、学びを、学ぶためには得られた知識をもとに「自分の頭で考えてきたから」

ページ

人生をより自由に生きる

人が学ぶのは学校で良い成績を取るためでもなければ、偏差値の高い学校に行くためでもありません。学ぶことは、自分の人生の選択肢を増やすことです。

自分の人生をより自由に生きるために私は学び続ける。

ページ

好きなことは分からなくて当たり前

やりたいことが明確に分からなくても、いま興味があることを一所懸命やればいいだけです。

それがきっかけになって、もしかしたら別の世界がひらけていくかもしれません。

好きなことは一生かけて、ゆっくり探せばいいのです。

今、自分が興味あること、楽しいことを大事にする。実用的・効率的だからではなく好きなことを大事にする→have to ではなくwant to

ページ

洞窟の比喩 – 古代ギリシャのプラトン

人は学ばない限り、暗い洞窟の中に繋がれて、ゆらゆらと動く影絵を本当の姿だと思ったまま過ごすことになる。

学び続ける事によって、真実の姿を見ることができる。洞窟から出て世界の姿を見れるように。

ページ

三鏡(銅の鏡・歴史の鏡・人の鏡) – 貞観政要

  • 自分自身の姿をよく見て
  • 歴史から学び
  • 人の言うことに耳を傾ける

身だしなみを見て、歴史から学び、周りの人たちの意見を大事にする

ページ

変化するものだけが生き残る

最も強いものが生き残るのではなく、最も賢いものが生き延びるのでもない。

唯一生き残るのは、変化できるものである。

ダーウィン

環境や状況が変わった時、常に考えて変化し、行動する。その積み重ねが適応ということ

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