【読書ノート #54】転職と副業のかけ算 生涯年収を最大化する生き方(moto 戸塚 俊介)
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「moto」さんの「転職と副業のかけ算 生涯年収を最大化する生き方」を読んだ感想とメモを書いています。
目次
基本情報
本のタイトル | 転職と副業のかけ算 生涯年収を最大化する生き方 |
本の評価 | |
著者 | moto (戸塚 俊介) |
出版社 | 扶桑社 |
発売日 | 2022/8/9 |
感想
- 自分のキャリアをどのように考えるか、どのように行動するのかを学びたくて読みました
- 「給料を上げる」転職とは、どういう視点が必要なのか
- 戦略的な転職の考え方がわかりました
意見
- motoさんのマインドと行動力だからうまくいった部分もあるなとも感じる
- さらっとしか書いてなかったが、人材紹介会社やリクルート時代もかなり忙しかったんだろうなと推察される
気づき
- 結局、自分の描いている姿をはっきりさせて、それに向かってどうしたらよいか?今何ができるのか?と考えることが重要
- あくまで転職も副業も手段でしかないと思った
- 転職でもそうだが、常にマーケット思考で考えることは本当に大事だと感じた
- 自分の今の活動・行動が、市場から見て評価されるものなのか?逆に評価されない場合にはどうしたら評価される様になるのか?そこまで考えることが大事
ToDo
- 企業に刺さる「職務経歴書」の書き方を参考にして、職務経歴書を更新する
- 自分ができることをリストアップする
- 成功談と失敗談を書く
本を読む前、読んだ後の問いと今後の行動
STEP
本を読む前の問い
何を学びたいのか?
- 自分のキャリアをどのように考えるか、どのように行動するのかを学びたい
それを学んで自分はどうなりたいのか?
- 転職する際の具体的なイメージを、動作可能レベルまで具体化したい
いつまでにそれを達成するのか?(期限)
- 今年4月中には転職したい
どのような成果、結果が欲しいのか?(ゴール・目標)
- 年収をあげつつ、自分の価値観にあった環境で成果を出したい
STEP
本を読んだ後の問い
この本の問題提起は何か?
- 給料はもらうものではなく「稼ぐもの」
- 給料を最大化するためには、どうしたらよいのか?
問題に対する解決策は何か?
- 本業を頑張ることで成果を出し、その成果をもって転職する。本業で成果を出す中で得た知見を、個人で発信することで副業になる
- 軸ずらし転職
- 本業×副業で市場評価を上げる
著者が伝えたいことを3つに絞ると何か?
- 給料はもらうものではなく「稼ぐもの」
- 転職活動は、自分という商品を企業に売り込む営業活動
- 上司の評価より「市場評価」に軸を置く
本を振り返って、読んでよかったこと、感じたことは何か?(へぇーって思ったこと)
- 「企業を成長させる視点」を持つこと
- 自分が企業に期待しているように、企業もまた自分に対して求めていることがある
- 当然といえば当然だが、この視点がないとダメ
- 転職活動は、自分という商品を企業に売り込む営業活動
- 自分にはこの視点が欠けていた
- 自分にできること・経験を分かりやすく相手に伝えること
- そこにニーズがあれば高く引き取ってもらえる
- ならばどうしたら、ニーズを引き出せるか。それを考えれば良い
STEP
今後の行動
今後の具体的なアクション
- 企業に刺さる「職務経歴書」の書き方を参考にして、職務経歴書を更新する
- 自分ができることをリストアップする
- 成功談と失敗談を書く
3ヶ月後に自分はどうなっているか、どうなっていたいか?
- 転職活動を行って、自分の価値観に沿った業界や給料を決めている
印象に残った言葉や表現
ページ
給料はもらうものではなく「稼ぐもの」
- 「サラリーマンでいること」のメリットを享受しながら、個人でお金を稼ぐ
- サラリーマンとしての「人の役に立つ情報」は誰もが持っている
ページ
「企業を成長させる視点」を持つ
- 会社というのは、自分が何かを学ぶためにある場所ではなく、お金を生み出し、世の中を良くするための組織
- どこでも活躍できる人とは、組織を成長させられる人
- 働く上で、「自分が成長できる企業はどこか?」と自分視点だけではなく「自分が成長させたい企業はどこか?」という視点が大事
企業に刺さる「職務経歴書」の書き方
- 転職活動は、自分という商品を企業に売り込む営業活動
- 自分の経験やスキルを商品にして、自分の営業をする
- どんなことができるのか?
- どう役立つのか?
- 値段はいくらなのか?
- 「自分のすごいところ」ではなく「相手が求めていることに対して、自分ができること」を伝える
- 相手のニーズを把握する
- 自分を採用するメリットを訴求する
- 共通点と類似点を見つける
- 「求人要項:Must・Want」にあてはまる、自分の経験を中心に書く
- 転職先で求められる能力と現職で培った能力の共通点
- 活かせそうな類似点で
- 相手を納得させる
- 社内評価ではなく「個人でできること」を書く
- 伝えるのは結果の凄さではなく、どうやったのかプロセスの部分が大事
- 何を考え、どう実行したのか
- 個人として出した成果を訴求する
- 自分の「役割」を明確かつ、「定量的」に伝える
- STARSフレームワーク
- Situation:どんな環境で
- Task:どんな任務を持ち
- Action:自分は何を実行し
- Result:結果どうだったのか
- Self-Appraisal:振り返ってみてどう思うか
- 読み手が入社後に働く姿を想像できるレベルで
- STARSフレームワーク
自分を採用するメリットを打ち出す面接術
- 「何ができる人なのか」を伝える
- 自分は何をしてきたか
- プロセスを具体的に説明する
- → 入社後のイメージがクリアになる
- 再現力の高さを証明する
- 「何ができるか」がわかると「同じようにできるのか?」という点に着目される
- → 今までの知見や経験に、個人の価値が宿る
- 今日採用する人には、どんな課題を解決してほしいのか?
- どんなミッションがあるのか?
- 会社は、どういう方向に向かっていくのか?
- 再現してほしいことが見えてくる
読書メモ
ページ
機会をもらえる環境で背伸びをする
- リクルート社訓:「自ら機会を作り出し機会によって自らを変えよ」
- 自分の市場価値を高める本質的メッセージ
ページ
自分という会社の経営者目線を持て
- 自分という会社からの報酬から家賃や食事代といった経費がかかり、手元に残った金額が利益になる
- 本業
- どんな労働が評価されるのか?
- もっと良い条件はないか?
- 副業
- 売上を伸ばすには?
- 経費削減できないか?
ページ
キャリアに対する根本的な考え方
- 上司の評価より「市場評価」に軸を置く
- 上司の評価ではなく「転職市場」における市場価値で比較されることになる
- 自分で市場からの評価を上げていくことが重要
市場価値(=生産性)を高める5つの力
- 論理的な思考ができる力
- 構造的に物事を捉える力
- 物事を俯瞰した上で、課題を特定する力
- 課題に対して、仮説を立て、誰にでも分かりやすく話せる力
- ①~④を用いて組織をマネジメントする力
【読書ノート#30】マーケット感覚を身につけよう(ちきりん)
「ちきりん」さんの「マーケット感覚を身につけよう」を読んだ感想とメモを書いています。 基本情報 本のタイトルマーケット感覚を身につけよう—「これから何が売れる…
【読書ノート#33】自分の時間を取り戻そう―――ゆとりも成功も手に入れられるたった1つの考え方(ちきりん)
「ちきりん」さんの「自分の時間を取り戻そう」を読んだ感想と、メモを記載します。 基本情報 本のタイトル自分の時間を取り戻そう―――ゆとりも成功も手に入れられるたっ…
ページ
「やりたいことがない人」のキャリアの描き方
- なりたい姿の願望→「実現するためにはどうしたらよいか?」を手触り感がもてるくらい、リアルに想像する
- 大事なのは、願望・妄想を具体的なイメージまで想像すること
ページ
軸ずらし転職
- 転職で年収を上げるには「業界」か「職種」のどちらかの軸を「年収の高い業界」か「年収の高い職種」にずらすのが近道
- 「動くお金が大きく、利益率が高い」業界→「業界別平均年収ランキング」
ページ
次にいくべき転職先の選び方
- 次の次の会社を見据える
- 伸びている業界で(今儲かっているか、これから先は儲かるのか)
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