【読書ノート#42】マッキンゼーのエリートはノートに何を書いているのか トップコンサルタントの考える技術・書く技術(大嶋 祥誉)

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「大嶋 祥誉」さんの「マッキンゼーのエリートはノートに何を書いているのか トップコンサルタントの考える技術・書く技術」を読んだ感想とメモを書いています。

目次

基本情報

本のタイトルマッキンゼーのエリートはノートに何を書いているのか トップコンサルタントの考える技術・書く技術
本の評価
著者大嶋 祥誉
出版社SBクリエイティブ
発売日2015/2/27

どんな本?

  • ノート術かと思いきや、本質は思考術
  • 最終的な成果物を意識しながら、ノートを使ってインプットとアウトプットを行う
  • 問題解決のSTEP毎のノートを使っての思考整理がとても役立つ

どんな人におすすめ?

  • 問題解決に取り組む人
  • ノートに書いて、問題を整理したい人
  • コンサルタントの問題解決フローを知り、自分で活用したい人

本を読む前、読んだ後の問いと今後の行動

STEP

本を読む前の問い

何を学びたいのか?

  • 実践的な問題解決のノートの活用法を知りたい
  • どんなふうにノートを使用しているか知りたい

それを学んで自分はどうなりたいのか?

  • 自分も同じようにノートを使って思考整理を行って、アウトプットを出したい

どのような成果、結果が欲しいのか?(ゴール・目標)

  • 仕事で成果を出すアウトプット
STEP

本を読んだ後の問い

この本の問題提起は何か?

  • 思考を整理し、仮説を立てるためにはノートを活用する
STEP

今後の行動

具体的なアクション

  • 問題解決プロセスに沿ってノートを書いてみる

読書メモ

ページ

問題解決のために「考える」

「思考する」→「解決のために動く」という行為の間に、ノートを使って「思考を整理する」「仮説を立ててあたりをつける」という行為を挟むことが大切

問題や事実を整理し、仮説や問いを立てる。最後にアクションプランまで決める

ページ

マッキンゼー流ノート術で大切な3つの心構え

  1. 仮説を考えながらノートを取る
    • 全ては仮説から始まる
    • 仮説とは、問題解決をするときの「問題」に対する【仮の答え】
      • 何が「真の問題」なのか発見するときも、イシュー(=最も重要な課題)が重要
  2. アウトプット志向
    • 最終成果物に向けて、アウトプットを意識して行うのがアウトプット志向
  3. ストーリーラインで考える
    • 常に様々な要素がノート上で活性化している
      • 問題を解決したい
      • 〇〇を実現したい
ページ

問題解決のステップごとにノートを使っていく

  1. 収集した情報から「真の問題=イシュー」を見極めるためのノートの使い方
  2. 真の問題に対して、「こうすれば解決できるのでは?」というあたりをつける。仮説を組み立てるためのノートの使い方
  3. 仮説が本当に使えるかどうかを検証するためのノートの使い方
  4. 実際に解決法を実行する提案をまとめるためのノートの使い方
ページ

問題解決の4つのステップ

  1. 本質的な問題はなにか?つまり何が真の問題なのか?を定義する(設定する)
  2. 仮説はなにか?(仮説=問題に対しての仮の解決策を立てる)
  3. 仮説を検証する
  4. アウトプット(成果物)にまとめる=プレゼン資料、報告資料など

問題解決のノート術

ページ

【STEP1】真の問題を見つけ出すためのノート

集めた情報を3つに分類する

  1. 問題のテーマに関する情報を集める
  2. 特にWhereどこに問題があるか考える
    • なぜ?▶深く考えられないから
ポイント
  • Where(問題の在りか)
  • Why(原因)
  • How(対策)

を考える、分ける、グルーピングする。

「そもそもどこに問題があるのか?」をノート上に明らかにすること

ページ

【STEP2】仮説を立てるためのノート

STEP1で真の問題=イシューがありそうだと目星をつけたら、解決策の仮説を立てる。

  • 「何についての情報なのか」を明示するラベル(見だし)をつける
  • ワン・メッセージの具体的な表現で質問形式にするのがポイント
  • ストーリーラインを考える
    • 起承転結の脚本を考える
ポイント

グルーピングする

  • 空(事実)
  • 雨(解釈)
  • 傘(行動)

最終的な行動=解決策の仮説が立てやすくなる

ページ

【STEP3】仮説を検証するためのノート

行動などから考えられた仮説を検証する。

ポイント
  • 事前に質問リストを作っておく
    • Whereに関する質問
    • Whyに関する質問
    • Howに関する質問

「Where,Why,How」がつながるような質問をして、仮説を検証する。

仮説をもとにした質問から得られた答えが、どれも矛盾していないことで仮説検証ができ、解決策を実行したときの効果が高まる。

ページ

【STEP4】アウトプットを作るためのノート

ワンチャート・ワンメッセージでアウトプットを作成する。

  • アウトプットのイメージから逆算する
    • 「サマリー」を常に意識してノートをつくる
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