【読書ノート#13】脳内麻薬 人間を支配する快楽物質ドーパミンの正体(中野 信子)

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目次

基本情報

本のタイトル脳内麻薬 人間を支配する快楽物質ドーパミンの正体
本の評価
著者中野 信子
出版社幻冬舎新書
発売日2014/3/28

本を読む前、読んだ後の問いと今後の行動

STEP

本を読む前の問い

何を学びたいのか?

  • 脳内麻薬・快楽物質の仕組みについて知りたい
  • 習慣を学んで、脳内物質について興味をもった

それを学んで自分はどうなりたいのか?

  • 自分の生活が豊かになるように、脳内麻薬を活用したい

どのような成果、結果が欲しいのか?(ゴール・目標)

  • 依存症になるような行動は避け、逆に活用して目的を達成したい
STEP

本を読んだ後の問い

本を振り返って、面白かった箇所はどこか(へぇーって思ったこと)

  • 動物と比べて、快楽を得るために非生産的な活動をしている人間
  • 知的活動には動機づけが有効
  • 社会的報酬とはなにか

読書メモ

ページ

「快楽物質」というご褒美

知能的行動と、生理的欲求がぶつかりあった際に、生理的欲求に逆らうために、人の脳は「快楽物質」というご褒美を用意した。

ヒトの中には、本能だけではなく、相反する要素である知能的行動があるのが面白い。なぜ他の動物と同じように本能だけで生きていないのか?

ページ

ランナーズ・ハイとオピオイド

ランナーズハイは、オピオイドによってもたらされる。

限界に近い運動を続ける苦痛を和らげるためにオピオイドを分泌し、幸福感や爽快感をもたらす。

気持ちいいからって続けていると、体は壊れるし中毒になる。要注意。

ページ

依存症の正体

ドーパミンとセロトニンの放出量のバランスが崩れること。

ドーパミンの受容体が減少することで、ドーパミンを得るための活動の頻度が増える。

基本はドーパミンの過剰分泌

ページ

依存症の種類

  • 物質への依存(ニコチン・アルコール)
  • プロセスへの依存(ギャンブル・インターネット・買い物)
  • 人間関係への依存(恋愛・カルト宗教)

依存を知ることで、依存を避ける

ページ

ストレスの意味

ストレスは、外界の刺激によって生じる体の不調のことをいう。

適当にストレス、ストレス言ってました

ページ

人間はパートナー選びに過剰な労力をかけている

合コン、デート、メール、チャットといった非生産的な活動に注力し性行為のパートナー選びに注力している。そして人間関係に苦しんでいる。

人類は、快楽を得るためのセックス依存症になっているのかも…

ページ

社会的報酬とは何か

ヒトはお金をもらう時だけではなく、他人から褒められたり、良い評判を得たりすることも報酬だと感じる。

社会的報酬は、承認・評価・信用・信頼・尊敬などに分けられ、さらに友人関係・知名度の向上も含まれる。

社会的報酬の暴走には気をつけよう

ページ

年収と幸福感は相関しない

実体験ベースで、幸福感はお金よりも状態や経験といった要素に左右されると思う。実際お金が無くても無いなりにやれる範囲では問題ないし、それよりも健康や精神状態のほうが影響されると感じる。

ページ

知的活動には動機づけが有効

  • 明確な金銭的報酬というのは、視野を狭め心を集中させる
  • 動機づけされた活動は、相手への感謝と評価という社会的報酬を予想させる

つまり知的活動には、動機づけを行うと社会的報酬を意識させ、効率が良くなる

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