【手帳術】あえて「片面」しか使わない。メモリフィルの新常識

「リフィルは両面、びっしり使うのが当たり前」
そう思っていませんか?かつての私もそうでした。
しかし、システム手帳を使い込み、情報の整理に悩んだ末にたどり着いたのは、「メモリフィルは片面(右側)しか使わない」という、一見もったいないようでいて、実は最高に効率的な運用方法でした。
この記事では、リフィルを片面使いにすることで得られるメリットをご紹介します。
- システム手帳の情報が整理できず、結局どこに何があるか分からなくなる人
- 過去に書いたメモを、後から並べ替えたりカテゴリー分けしたりしたい人
- 手帳を「記録」する場所ではなく、「思考を育てる」場所にしたい人
リフィルは「情報の独立性」を保つために片面で使う
システム手帳やルーズリーフのメモリフィルは、右側のページだけを使いましょう。
なぜなら、システム手帳の最大の強みである「ページの入れ替え(機動性)」を最大限に活かすためには、1枚のリフィルに1つのテーマが独立して完結している必要があるからです。
両面に別々のテーマを書いてしまうと、そのページは「場所が固定された不自由な紙」に変わってしまいます。
片面使いがもたらす4つの圧倒的メリット
「紙がもったいない」という心理的ハードルを越えた先にある、4つの大きなメリットを解説します。
① 情報の「並べ替え」が自由自在になる
紙両面に異なる情報を書いていると、あるテーマだけを別のカテゴリーへ移動させたくても、裏面の情報が邪魔をして移動できなくなります。
片面使いなら、リフィルが常に独立した「カード」のような存在になるため、情報の組み替えや整理が格段に楽になるでしょう。
② 「裏面」に後から追記できる
リフィルの表(右側)に書いた内容に対し、後から気づいたことや、追加のアイデア、修正事項が出てくることは多々ありますよね。
裏面をあけておけば、その情報を「すぐ裏」に追記できます。ページをまたいで追記する必要がなく、情報の鮮度を保ったままアップデートし続けられます。
③ 余白が「新しいアイデア」を呼び込む
人間は、白い余白を見ると「何かを埋めたくなる」という心理が働きます。
裏面が空いている、あるいは右ページの下半分が空いているという状態は、脳にとって「まだここに何か書ける(考えられる)」というポジティブな余白になります。
この余白こそが、創造的なアイデアを生む土壌になるんです。
④ 文脈の分断(情報の渋滞)を防げる
左から右へと文章を流し込むように書き続けてしまうと、情報の「切れ目」がなくなります。
片面で1テーマを完結させることで、情報の塊(チャンク)が明確になり、後から見返したときの検索性と理解度が劇的に向上します。
具体的な実践方法:右側を使うだけ
使い方は非常にシンプルです。
利き手側である右ページは、リングが手に当たりにくく、書き込みやすいという物理的なメリットもあります。
裏面(左ページ)は、後からの追記、マインドマップの展開、参考資料の貼り付け用としてキープします。
テーマが変わったら、たとえ右ページが半分余っていても次のリフィルへ移ります。
まとめ:余白は「コスト」ではなく「投資」である
「リフィルの片面を空ける」ことは、一見すると紙の無駄遣いに見えるかもしれません。しかし、「思考が整理され、情報がいつでも取り出せる状態になること」の価値は、リフィル1枚の単価を遥かに上回ります。
- 情報の機動性: 独立しているから、いつでも動かせる。
- 思考の拡張性: 裏面があるから、いつでも深掘りできる。
- 整理の容易性: 余白があるから、いつでも整理できる。
もし今、手帳の情報が渋滞していると感じているなら、今日からリフィルを「片面」で使ってみてください。
その快適さと、思考が整理されていく感覚に、「もう両面使いには戻れない」と感じるはずです。

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