特定の列の行全体に関数を簡単に適用する方法【Googleスプレッドシート】

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Googleスプレッドシートで、データを扱うことって多いですよね。

特に、新しい列を追加して「計算」や「文字列処理」の関数を組み込むことはよくあります。

ところが、適用する行数が多いと関数を反映させるのも大変です。例えば、オートフィルでセルをドラッグしながらスクロールすると、時間もかかるし、正確ではありません。

どうしたら早く、楽にできるのでしょうか。

それは「Ctrl+Enter」でコピペする方法が簡単です。今回は、簡単に関数を適用する方法を2つご紹介します。

目次

デモ画面

デモ画面を用意しました。実際に画像を見ながら試してみましょう。

今回はフィールドの「金額1」「金額2」の合計値を出す「合計」フィールドを作成します。

サンプルデータはこちら

「Ctrl+Enter」でコピペする

やり方はとても簡単です。

  1. 関数を設定したセルを「Ctrl+C」でコピー
  2. 「Ctrl+Shift+↓」で一番下の行まで移動
  3. 「Ctrl+Enter」でペースト
STEP
関数を設定したセルを「Ctrl+C」でコピー

このセルをコピーして

STEP
「Ctrl+Shift+↓」で一番下の行まで移動

最終行までコピー。

STEP
「Ctrl+Enter」でペースト

すかさずペーストしましょう。

確認すると、行ごとに関数が反映されています。

  • メリット:操作が楽で早い
  • デメリット:修正時に時間がかかる、同じ手順を繰り返す必要がある

「ARRAYFORMULA関数」を使用する

  • 後で修正する可能性が高い
  • めんどくさいから1つのセルで完結したい

そんな場合にはARRAYFORMULA関数がおすすめです。

使い方はARRAYFORMULAで使用したい関数や値を包みます。

例えば、「金額1」と「金額2」があった場合ARRAYFORMULA(E3:E32+F3:F32)とします。

ポイントは、セルの値がE3からE3:E32となっていることです。これは、どこまでのセルが対象なのかを伝える必要があるからです。

つまり、E3:E32の場合は、E3からE32の行が対象になるんですね。

まとめ

特定の列の行に一括で関数を反映させる方法は、おもに2つ。

  • 「Ctrl+Enter」でコピペする
  • 「ARRAYFORMULA関数」を使用する

どちらが使いやすいか、ぜひ試してみてください。

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