【読書ノート #84】文章が苦手だった新聞記者のライティング術(根本毅)
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「根本毅」さんの「文章が苦手だった新聞記者のライティング術」を読んだ感想とメモを書いています。
目次
基本情報
本のタイトル | 文章が苦手だった元新聞記者のライティング術: 文章を書くのに特別な才能なんて必要ない。「技術」で何とかなる。 |
本の評価 | |
著者 | 根本毅 |
出版社 | ことラボ出版 |
発売日 | 2024/8/12 |
感想
- 元新聞記者ならでは視点で、読まれる文章が何か教えてくれる
- 文章の校正が、分業で質が保たれていることに驚いた
気づき
- 自分が面白いと思うものは、他の人でも面白いと感じる人がいること
- 自分の感性を素直に信じて、文章にしようと思った
ToDo
- 紹介していただいた文章の校正方法を実践する
- まずは文章を書ききる
読書メモ
文章が読まれる理由
ニュース性がないと読まれない。
ニュース性とは、
- 珍しいか
- 社会的に重要か
- 広く関心を持たれるか
面白さの基準
自分が面白いと感じるものは、他に人でも面白いと感じる人は絶対いる。
100%相手に伝えることは難しい
実現不可能な100%を目指さずに、60%伝われば十分だと考える。そう考えないと完璧主義になって、文章が書けなくなってしまう。
文章の公正方法
- 原稿のチェック方法
-
- 時間をおく
- 横書きで書いていたら、縦書きにして読む
- 印刷して読む
- 声を出して読む
- 文法やスタイルをチェックするウェブサービスを利用する
- 修正ポイント
-
- 固有名詞が間違っている
- 論理的に矛盾がある
- 主語と述語がきちんと対応していない
- 修飾語と被修飾語が離れすぎている
- 主語がころころと入れ替わり、ついて行けなくなっている
- 主語を省略しすぎて、意味がわからなくなっている
- 読点を多く使いすぎて読みにくくなっている
- 文末がワンパターンになり、リズムを悪くしている
- 同じ内容を複数回書いている
- 特定のキーワードやフレーズが統一されていない
手戻りをせずに最後まで書き切る
書きやすい段落から書く。とにかく書く。
不完全でいいからとにかく頭の中にあることを全て出し切り、とにかく書く。
そして文章は後で整える。
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