【読書ノート #66】やり抜く人の9つの習慣 コロンビア大学の成功の科学(ハイディ・グラント・ハルバーソン, 林田レジリ浩文)
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「ハイディ・グラント・ハルバーソン」さんの「やり抜く人の9つの習慣 コロンビア大学の成功の科学」を読んだ感想とメモを書いています。
目次
基本情報
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本のタイトル | やり抜く人の9つの習慣 コロンビア大学の成功の科学 |
本の評価 | |
著者 | ハイディ・グラント・ハルバーソン (著), 林田レジリ浩文 (翻訳) |
出版社 | ディスカヴァー・トゥエンティワン |
発売日 | 2017/6/22 |
感想
- 1時間程度で読み終わる分量で、目標達成に必要な9つの習慣が簡潔にまとまっていた
- 具体的な策と考え方で非常に読み応えたが合った。特に、if-thenプランとメンタルコントラストは今の私には必要なことでした
意見
- 本書の記載の通り、望めば全て叶うなんて間違いだに私も賛成。
- 引き寄せの法則はあるだろうけど、望んだだけで叶うことなんて私は無いと思う
気づき
- 意志力は消耗すること。忘れてた。仕組みで解決できるのなら仕組みで解決したほうがいい。
- 無駄に意志力を使おうとしない
ToDo
- 目標達成における行動をif-thenプランで立てる
- 目標達成に障害となる要素をメンタル・コントラストであぶり出す
本を読む前、読んだ後の問いと今後の行動
STEP
本を読む前の問い
何を学びたいのか?
- 目標を立てて行動するための方法を知りたい
それを学んで自分はどうなりたいのか?
- 自分が達成したいことを目標を立て、達成したい
いつまでにそれを達成するのか?(期限)
- 1年~10年のスパンで
どのような成果、結果が欲しいのか?(ゴール・目標)
- 自分が望む人生を送りたい
STEP
本を読んだ後の問い
この本の問題提起は何か?
- 目標を達成する人には9つの習慣がある
著者が伝えたいことを3つに絞ると何か?
- 目標をできるだけ具体化する
- if-thenプランニングで絶対に行動する
- やるべきことに集中する
他の本との共通点・相違点は何か?
- 7つの習慣とほぼ同じ内容。if-thenプランニングは自然とやっていた
- 日々の行動をルーチンとして決めてしまうこともif-thenプランなんだろう
本を振り返って、読んでよかったこと、感じたことは何か?(へぇーって思ったこと)
- メンタル・コントラストはわかりやすいと思った
STEP
今後の行動
今後の具体的なアクション
- メンタルコントラストで成功するために邪魔な障害をあぶり出す
3ヶ月後に自分はどうなっているか、どうなっていたいか?
- 目標に向かって行動し続けている状態
目標を達成できる人の共通点
- 明確な目標を持っている
- if-thenプランニングの形で「いついつになったらやる」と計画している
- 現状と目標までのギャップっで、今何をすべきかを考えている
- 成功できると信じている。同時に簡単に手に入らないと考えて努力している
- 完璧主義をやめる。失敗を恐れず、少しづつ進歩することを考えている
- どんな能力でも努力で身につけられると考えている
- 意志力も鍛えている。使うと減ることも知っている
- 誘惑をできるだけ近づけないようにしている。意志力は使わないようにしている
- 「やらないこと」ではなく、「やること」に焦点を置く
読書メモ
1. 目標に具体性を与える
ページ
具体的な目標は、やり抜く力を与えてくれる
- 例えば「痩せたい」と思うのなら、目標は「痩せる」ではなく「5キロ痩せる」とするべき
- 後者のほうが求める成功の姿をはっきりと見せている
ページ
具体的かつ詳細に、自分が達成したいことを考え抜く
- どうやったら目標を達成できたと言えるか?
- 目標を達成した時のイメージを思い描けるか?
ページ
メンタル・コントラストで成功を考える
- 第一に大事なことは「目標に具体性を与えること」
- 次に大事なことは、「目標達成に何をすべきか」「目標達成への障害になるものは何か」を明確にする
- 私にとっての成功はなにか
- 成功への障害は何か
メンタル・コントラストの具体的な方法
- 目標を達成し、成功した時の感情を味わう
- 心のなかでその時に起きていることをイメージする
- そこに至るまでの障害を考える
2. 目標達成への行動計画をつくる
ページ
「いつ何をやるか」をあらかじめ予定に入れておく
- 例えば「月水金は必ず30分運動する」など
ページ
目標達成のif-thenプランニング
- 事前に「いつ」「何をやるか」はっきりと決めるだけで実行確率は2,3倍になる
- ①(if) もしXだったら、②(then) Yとする
3. 目標までの距離を意識する
ページ
どれだけ進歩したかモニタリングする
- ただがむしゃらに努力するのではなく、日々どれだけ進歩したか確認する
- フィードバックによって向上しているのかがはっきりする
ページ
モチベーションを上げるフィードバック
- これまで思考(to-date thinking) → 「どこまでやり遂げたのか」
- これから思考(to-go thinking) → 「あとどのくらいやらなければならないのか」
4. 現実的楽観主義者になる
ページ
望めば手に入るは間違い
- 望んだことは簡単にできると考えると失敗の確率が高まる
- 「目標は達成できる」と信じることは大切
しかしながら、「目標は簡単に達成できる」と考えてはいけない - 現実的な楽観主義者とは、「成功を望み、それに相応しい努力をする人」
ページ
現実的な楽観主義者のなりかた
- 自分の前に横たわる課題や困難から逃げずに見つめること
- 課題や困難がどの定度か検討すること
5. 「成長すること」に集中する
ページ
目標は自分を向上させるためにある
- 「今、何ができるか」ではなく、「これから何ができるようなりたいか」を考える
- 新たなことに挑戦するときは、「失敗しても良い」と開き直る
ページ
成長することにフォーカスする
- 成長する充実感が楽しくさせる
- 完璧主義にならない
- 人と比べない、自分と比べる(過去の)
6. やり抜く力をもつ
- 能力は経験や努力を重ねることで高めることができる
- やり抜く力は「困難も屈せず長期的な目標達成に向けて全力を尽くすこと」
- 自分には伸びしろがあると感じ、信じることがやり抜く力につながる
7. 筋肉を鍛えるように意志力を鍛える
ページ
気の進まないことをして意志力を鍛える
- 取り組む価値があると思うことを続けること
- if-thenプランニングで考える
全ての挑戦は「誘惑に打ち勝つ必要がある」
8. 自分を追い込まない
ページ
限りある意志力を有効に使う
- 2つの困難な目標に同時に取り組まない
- できるだけ簡単な方法を見つける
9. 「やめるべきこと」よりも「やるべきこと」に集中する
- 「~しない」という目標を「~する」に変える
- 「~する」という目標を、if-thenプランにする
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