【django】ImageFieldの使い方【GCS編】
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前回、開発環境でのImageField
の設定方法をご紹介しました。
【django】ImageFieldの使い方【開発環境編】
djangoでの画像ファイルの扱い方は他のフィールドと異なるため初見では分かりづらい部分があります。 今回は、開発環境でメディアファイルを扱えるようにする方法をご紹…
今回はGCP
のGoogleCloudStorage
、通称GCS
にアップロードする方法をご紹介します。
Django/DjangoRESTframeworkについて記事まとめ
目次
django-strageのインストール
Google Cloud Strage
をdjango
で扱うためのライブラリをインストールします。
$ pip install django-storages google-cloud-storage
Google Cloud Storage — django-storages 1.11.1 documentation
GCSにパケットを作成
GoogleCloudPlatform内での作業になります。手順は
- GCPにプロジェクトを作成
- サービスアカウントを作成し、GCSを扱うための適切な権限を与える
- サービスアカウントの認証キーのダウンロード
- GCSにバケットを作成
となります。
①GCPにプロジェクトを作成
※プロジェクト作成済みの方は飛ばしてください
https://console.cloud.google.com/からプロジェクトを作成します。
②サービスアカウントの作成
「APIとサービス」を選択し、認証情報を作成します。
サービスアカウントを選択。
サービスアカウント名を入力します。
GCSのアクセス権限を付与します。
- ストレージ管理者
- ストレージ作成者
- ストレージ閲覧者
をそれぞれ付与しました。
③サービスアカウントの認証キーのダウンロード
サービスアカウント作成後、認証のためのカギをダウンロードします。
※この鍵は非常に大事なものなので、保管方法に気を付けてください。
④バケットの作成
Cloud Storage
からバケットを作成します。
設定はバケット名、ロケーションを入力、後はお好みで設定してください。
バケットが作成出来たら完了です。
settings.pyの設定
INSTALLED_APPS
に'storages'
を追記します。
INSTALLED_APPS = [
・・・,
'storages'
]
それぞれ記入していきます。
- STATICFILES_STORAGE
- STATIC_URL
をGCSに置かない場合は記載しなければ大丈夫です。また、MEDIAファイルはGCSに置かれます。
# Google Cloud Storage
from google.oauth2 import service_account
GS_CREDENTIALS = service_account.Credentials.from_service_account_file(
'secrets.json' #サービスアカウントからダウンロードした鍵
)
DEFAULT_FILE_STORAGE = 'storages.backends.gcloud.GoogleCloudStorage'
STATICFILES_STORAGE = 'storages.backends.gcloud.GoogleCloudStorage'
GS_BUCKET_NAME = 'xxxxxxxxx'
GS_PROJECT_ID = 'xxxxxxxx'
STATIC_URL = 'https://storage.googleapis.com/bucket_name/'
最後に、管理画面から画像をアップロードしてバケットを確認してあればOKです!
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