目標・計画を達成するために必要な2つの法則【MORS・SMARTの法則】
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目標を立てたり、プロジェクトを進行する際には、誰が見ても同じ認識になるように言語化・可視化する必要があります。
こんな経験はありませんか?
- 上司の指示が曖昧でどんな行動をとればいいのかわからない
- 目標を立てたいけど、自分が立てた目標が漠然としすぎている
これは「目標や計画が抽象的すぎる」ことが原因かもしれません。
今回は、自分が立てた目標や計画を考える時に便利な法則をご紹介します。
目次
なぜ、具体化が必要?
なぜ、目標や計画を具体化する必要があるのでしょうか?
それは誰が聞いても同じ理解をして、行動できるようにするためです。
例えば、以下の言葉の見てみましょう。自分がどんな行動・動作をするかイメージしてみて下さい。
- 残業を減らす
- 生産性を上げる
- グローバル人材になる
- DXを推進する
- コミュニケーション力を高める
どうでしょうか。抽象的すぎて、どんな行動をとればよいかわからないと思います。少なくとも人によって想像している動作が異なるはずです。
そうなる原因は、目標の抽象度が高く、人それぞれ解釈の余地が残っているからです。
具体化は、解釈の余地を潰す作業と言ってもいいでしょう。
「10年以内に人間を月に着陸させ、安全に地球に帰還させる」
1961年5月25日、米国のジョン・F・ケネディ大統領は連邦議会の上下院合同会議でこう演説しました。
具体的で分かりやすいですね。
そこで、MORS・SMARTの法則をご紹介します。
MORSの法則
Measured(計測できる)
- カウントできる、数値化できる
- 時間、件数、金額など
Observable(観察できる)
- 誰が見ても、どんな行動をしているのかがわかる
Reliable(信頼できる)
- 客観性があり、誰が見ても同じ行動だと認識できる
Specify(明確になっている)
- 何をどうするかが明確になっている
SMARTの法則
Specific(具体的に)
- できるだけ具体的に、誰が聞いても目標のイメージが一致する理解がブレない
Measurble(達成できたかどうかを事実で確認できる)
- 達成できたか判断出来なければ、成功・失敗の判断がつかない
Action-Oriented or Assignable(アクションに落とせる・割当可能)
- 目指すものを聞いたら、やらなきゃいけないことをイメージできる
- 誰が行うかが明確で、役割が権限が割り当てられているか
Relevant or Realistic(意義が明確・現実的)
- 目指すものを、なぜやらなくてはならないのかが明確▶みんなにとって意義・価値がある
- 現実的な目標や計画を設定されているか
Time-Limited(期限が明確)
- いつまでにすればいいのか
まとめ
この2つの法則を使えば、目標や計画を考えると具体的・現実的な言語化ができます。
ぜひ試してみて下さい。
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