【確率分布】二項分布を使って試行での成功する確立を求める【例題】
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二項分布において「n回のベルヌーイ試行で、k回成功する確率」は下記のように求めます。
今回はこの式を使って、何個か例題を解いてみます。
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目次
例題問題の計算
例題①
当たり確率1%のガチャのキャラを当てるために100連ガチャで回します。当たる回数1回の確率は何%ですか?
\(試行回数: n = 100 \\
当たる回数:X = 1 \\
当たる確率:p = 0.01
\)
で計算すると
\(\begin{eqnarray*}
P(X = 1) &=& {}_{100} C_{1} \times (1-0.01)^{100-1} \\
&=& \frac{100!}{(100-1)! \times 1} \times 0.99^{99} \\
&=& 0.3697
\end{eqnarray*}
\)
となります。つまり、36.9%の確率で1回当たるという事です。
例題②
例題①の当たる回数0・2・3回の当たる確率をそれぞれ求め、確率分布を書きなさい。
P(X = 1) = 36.9%でしたので、残りを計算していきます。
\(\begin{eqnarray*}P(X = 0) &=& {}_{100} C_{0} \times 0.1^0 \times (1-0.01)^{100-0} \\
&=& 0.366
\end{eqnarray*}\) \(\begin{eqnarray*}
P(X = 2) &=& {}_{100} C_{2} \times 0.1^2 \times (1-0.01)^{100-2} \\
&=& 0.184
\end{eqnarray*}\) \(\begin{eqnarray*}
P(X = 3) &=& {}_{100} C_{3} \times 0.1^3 \times (1-0.01)^{100-3} \\
&=& 0.06
\end{eqnarray*}\)
これらの値を使って確率分布を作成します。
パズドラ世代なのでよくガチャ回してましたが、100回やっても出ない確率が37%もあるのが驚きでした。
もうガチャとか回さん・・・。
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